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Nikon F3 HP
2013/11/15(Fri)
ニコンから Nikon Df が登場しましたね。
発表まではF3に似たデザインではないかと噂されてましたので、
とても注目してました。
F3というよりもFMやFEにデザインが似ているような印象を受けました。
デジタルでもあのようなカメラを登場させたのは大歓迎でございます。

僕は 「一番気に入ってるカメラは何?」 って聞かれたら、即座にNikon F3と答えます。
以前もことあるごとにF3が好きだとコメントを出していますが、
今回はカメラについて書いてみましょう。

「女房と畳は新しいほうが良い」 
・・・いやいや、女房もカメラも新しいだけが良い訳ではありません。(^^;
女房の写真とカメラを織り交ぜながら書くのがhappyman流。(←何のこっちゃ!)
まあまあ、いつもの通り、気楽に読んでくんなまし。

201311151

僕が一眼レフに興味を持ったのは高校の時。
当時、兄貴がCanon AE-1+P を持っていて、
兄貴のカメラをいじくりまわしているうちにどうしても自分のカメラが
欲しいと思って高校の時、バイトして買ったのがCanon A-1 でした。
やはり自分でバイトして買ったカメラと言うのは愛着も湧いて来るもんですし、
Canonというメーカーも好きでした。

そんな中、NikonからF3というカメラが登場しました。
最初は 「斬新なカメラが出たな」 と思うくらいであまり好きにもなれないでした。
人間というのは自分が所有しているものが一番良いと思い込みたいもんですから、
特に他メーカーのカメラなど、最初は否定したくなるもんなんですよね。
「ブラックボディーに赤のラインなんてやり過ぎだろう!」って。
大学になってもA-1を連れ出しては写真を撮ってましたが、
写真にのめり込めばのめり込むほど、最初あまり好きではなかったNikon F3に
だんだんと魅せられて行く自分を感じていたのです。

(こちらもF3のようにブラックのハイレグに赤いライン)

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F3は工業デザイナーのジウジアーロのデザインです。
FからF2フォトミックとニコンの一眼レフは質実剛健なカメラ造りというイメージがありましたが、
ジウジアーロのF3は直線的でスクエアであるけどとてもスタイリッシュ。
そしてグリップ部の赤いラインも、最初は嫌いで嫌いでしようがなかったのですが、
そのF3の特徴となっている赤いラインにもセンスを感じるようになって行ったというのは不思議ですね。
今でもその赤いワンポイントを付ける名残がニコン機にずっと引き継がれています。

よくある、「何だこの女の子は?」って思っていた子にだんだんと心惹かれていく感情に
なんとなく似ているような気がします。

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そうは言っても、F3はそう簡単に手に入るシロモノじゃあございません。
しかも世界中のプロも使用するカメラですから自分じゃ分不相応でもあります。
F3を愛用している人がF3はメルセデス・ベンツみたいだと言っていた事もありましたね。
実際、初期のグリップの素材はベンツのステアリングと同じ材質を使用していたそうです。
暇さえあれば、F3のカタログを見てましたね~。

そのカタログの中で特に印象に残っているのが、NASA仕様のF3。
宇宙空間での撮影の為にシーリングとか特別仕様となっていますが、あくまでも基本はF3。
宇宙というのはロマンを感じますが、宇宙に挑むF3にもロマンを感じるようになりました。
過酷な条件と言える宇宙への挑戦、それは未知への挑戦でもありますが、F3は記録写真を残す
という任務を全うし貴重な映像を残して来ました。
もうここまで行くと、F3への憧れと言うよりも「惚れちゃった」ということになりますね。(^^;
しかも簡単に購入出来ないから完全なる片思いです。

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この写真は今年の横浜でのカメラのイベントで撮影した一枚ですが、
ニコンブースのショーケースにその昔カタログでよく見た実物のNASA仕様のF3が展示されてました。
宇宙空間ではフィルムの交換も出来ないので、250枚の長尺フィルムが装填されています。
まさかこんなところで出会えるとは思ってもいなかったので、
数十年ぶりに旧友に会ったような嬉しい瞬間でしたね。
他の来場者は新製品とかに群がってましたが、自分はショーケースに額をくっつける寸前まで
接近してNASA仕様のF3を長い時間見ていました。
「おお~! これがあのNASA仕様か・・・」

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男が惚れ込む女っていうのも生涯そう多くはいないと思いますが、
(逆に惚れ込む女が多すぎというのもこれは困った結果になりそうです。)
男が惚れるようなカメラというのもそんなに多くはないと思います。
F3は20年に渡って生産されました。20年って長いですよね。
その間には後継のF4とF5が登場しましたが、
普通新型のフラッグシップ機が登場すると型落ちで生産は中止されるのでしょうが、
F3は20年という長きに渡り生産され続けました。

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こちらは我が家にあるF3。
社会人になってから購入し、実は我が家にはF3が2台あります。
レンズはニコンではなく、カール・ツァイス 50mm F1.4 T*
F3でもファインダーが初期はアイレベルというものでしたが、
こちらはHP(ハイアイポイント)という軍艦部の頭でっかちのモデルです。
僕はこのHPのほうがデザイン的にバランスが取れているように思えますし、
何と言ってもファインダーがとっても見やすいのが良いですね。

デジタルから写真を始めた人にはフィルムのマニュアル機はとっても面倒臭い代物かも知れません。
ただね、日進月歩で進化するカメラの中でも、F3のデザインというのは古臭さを全く感じないんですよ。

あくまで自分の個人的な主観ですが、もっともカメラらしいカメラ、そして、中古カメラ屋で見ても
 「やはりF3はカッコいい」 って今でもそう思います。
中古カメラ店を覗いても陳列されているF3は上品な質感で、威風堂々と鎮座しています。

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Canon派、Nikon派、デジタル派、銀塩カメラ派とあるみたいですが、
写真って新興宗教の信者じゃないですし、
写真やカメラを楽しむのにデジタルも銀塩も関係ないと思うことがありますね。
そしてフィルムカメラを否定するのもこれまたナンセンスな話です。
フィルムの長い時代があって今のデジタルの進化がある訳ですから。
やはり古くても良いものは良い。
今でも・・・そう、今でもF3には惚れてますね。
女房と知り合う前からこのカメラには惚れていることになるますから。(^^;

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モータードライブを付けると一段と迫力も出ますが、
フィルムを巻き上げるシャッター音の気持ち良いこと。まさに快感 ♪
今のデジカメとは明らかに違う、ちょっと甲高く、
そしてメカニカルな連射のシャッター音にはシビレます。

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F3は発売から33年が過ぎました。
F3も連れ出せる機会は少なくなりましたが、
思い入れのあるF3ですからなるべく連れ出してやりたい。
やはりカメラは使ってナンボ、撮ってナンボだと思っているので、
完璧に作動する状態にしておきたいですね。
所有する喜び、そして使う楽しみ・・・それはもう一生モンとして。

(やっぱF3にはカニ爪が似合う )

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町や風景の写真を撮る場合でも、デジタルだと2~300枚ほど簡単に撮ってしまうこともあります。
これって結構惰性で撮っている場合もあるんですよ。
たまにF3に24枚撮りのフィルム1本だけ入れて、「今日はこの24枚しか撮らない」って決めて
出かける時もあります。
このほうが一枚一枚大事に考えながら撮ってるって感じますし、
充実感を味わえることもあるんだよなぁ。


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